2009年2月27日金曜日

serendipity(セレンディピティ)とマインドマップ

先日、フジテレビで「ザ・ベストハウス123」のとう番組で茂木健一郎氏の天才脳シリーズ第2弾「セレンディピティ」スペシャルなるものをやっていた。

セレンディピティとは
---------Wikipediaより抜粋-------
何かを探している時に、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉である。何かを発見したという「現象」ではなく、何かを発見をする「能力」のことを指す
---------Wikipediaより抜粋終-------

録画をはしょりながら見ていたが、茂木氏が脳のしくみを説明する場面にはちょっと聞き入った。マインドマップを描くと次から次へと一見関係のないことが浮かんできて繋がっていく。それを続けていくと、時に”閃き”が生まれるのだが、まさにこの時の状態は「セレンディピティ」なのではないかな、と。

脳の中で、失敗を含めた今までのいろんな経験が結びついて閃きが起こるとういことは、
→マインドマップを描くことで「セレンディピティ」を起こりやすくなるのではないか

逆から見れば
→ブレインストーミングでマインドマップを描いても何も浮かんでこないのは、そこに至る経験が足りないのではないか

まとめると
偶然=経験を積み重ねた結果に発見する能力 そして、経験(したことを無駄にしない)=能力ではないかな

失敗や成功などの経験を繋げようとする力は、考える訓練や脳や体への栄養や心のゆとり、強いて言えば自然との調和なんかも全部含めて強化できるのだと思います。その訓練にもマインドマップが使えるなということ。  

などと思いながら「茂木健一郎 クオリア日記」を昔に遡ってみていたら、2005年の日記に登場する「セレンディピティと観察」という記があった。

”自分の思いこみにとらわれて、虚心坦懐に観察することを知らない人にはセレンディピティは訪れない”

中略
”自分の思いこみにとらわれて、虚心坦懐に観察することを知らない人にはセレンディピティは訪れない。経験主義対観念論の対立的図式で片づけられることではない”

とあって最後に次の一文でその日の記を締めくくっている

”ここのところ、夏目漱石の『三四郎』が好きで仕方がないのだが、読み返してみると漱石が観察の人だったことがよく分かる”

私は夏目漱石が大好きだが、その理由の一つがそこにあるのかと思った次第。

自分用メモリンク

「セレンディピティ」(serendipity)という言葉の起原について
セレンディピティの成り立ち

    

2009年2月26日木曜日

銀座眼科の危機管理感~電動メスでのフラップ形成は担当医の技術力と衛生管理が重要

昨日の夕方、銀座眼科の「感染症67人」のお詫び記者会見を見て驚きよりも、ああ出ちゃったかという気持ちのほうが大きかったです。症状の重い方、軽い方いろいろのようですが、皆さん後遺症などがでないように完治されることを願っています。

実は、私もレーシック手術を昨年受けたのですが(銀座眼科ではありません)、とにかく眼の手術なので、いろいろ調べ回りました。銀座眼科のサイトもチェックしていました。今日は何かお詫びメッセージでも出ているのかなと思って覗いてみたのですが、エラーになってしまいます。この辺がもう駄目ですね。会見では、クリニックを辞めるつもりはないと言っていましたが、そんなことになったら怖いです。

記者会見の内容もですが、危機管理以前に人の体を扱うという重大な責任への認識が欠如していたのは明らかですが・・・。しかし、これってこのクリニックだけを責める問題なのでしょうか。

例えば、大手小町やMSNの質問箱、インフォシーク内の楽天みんなで解決!Q&Aなどのユーザ同士の情報交換サイトでは、レーシックで失敗したという情報がたくさん出ています。きっと何かしらの苦情も消費者センターや医療関係機関などに上がっているはずですが、そこから先になぜ調査などが今まで入らなかったのでしょうか。今回は手当てをしていた病院の医師が保健所に通告して明るみになったものの、そうでなければそのまま続けていたわけですよね。当病院でもしかすると先週オペした人がいるだろうし、今日オペの予約をしていた人もいるはずです。

レーシックでの失敗談や術前に不安を持つ人への回答などへの参考リンクです

楽天みんなで解決!Q&A

msn相談箱


アメリカでは、レーシックはやはり一度価格破壊が起きていろいろ事故なども出たため、再度、レーシックの関係者たちが、認識を改め安全性を優先にした結果、30万円程度の値段にまた落ち着いていると聞いています。そして、手術法も私が受けた「iレーシック」という方法に移行しているとのこと。こちらは50万円程度と割高ですが、NASAやアメリカ空軍が認めていてパイロットにも適応できる手術なのだそうです。

裸眼で視力がよくないとパイロット資格がとれないわけですから、いろいろな人に可能性が広がりますよね。(パイロットに関しては、日本では法律が異なるのでここでは該当しないのですが・・・)それだけ安全な手術とは言え、これはちゃんとした訓練を受けた医師が、ちゃんとした機器を使って、衛星面に気を付けて、オペを受ける人の体調や眼の状態も把握した上でやるからこそが最低条件にあると思います。

格安でやっているということは、それだけ何かを省いているということだと思います。何が違うのかを見極めてからでないと特に自由診療の手術は、受ける側の希望でやるのですから、取り返しがつかないことにならないように充分過ぎるくらい注意が必要をしてもいいはずですよね。ネットの表面だけの情報だけで安易にオペを決めて当日受けるっていうのは本当に怖いことです。これは何もレーシックにだけに該当する問題ではなく、歯の矯正や美容整形でも言えることですよね。


これからレーシックを受けようと思っている方に注意していただきたい点は大きく次の点です。

○レーシックではレーザー照射で失明することはないそうですが、一番怖いのは術中、術後の感染症であること。これまで日本ではレーシックで失明したという事例はないようですが、感染症で治癒に数ヶ月かかったり、濁りが残るなどの可能性もあります。
○レーシックは、眼球の表面にまず円形の蓋の形をしたフラップというものを作ります。
○通常の格安で行われている「レーシック」ではマイクロケラトームと呼ばれる電動メスを使ってフラップを作るため事故が起こりやすいそうです。
○「イントラレーシック」というフラップ形成法では、電動メスではなく、レーザーを使って「フラップ」を作るので安全な術法となっているそうです。
○どのような方法であっても、使用する器具の衛生管理がしっかりしていないと感染症にかかりやすくなって、とても危険です。

マイクロケラトームのオペ自体は、きちんとした環境の下にきちんと誠意を持って行っているクリニックもあると思いますので、否定するものではありません。個人的には説明を受けて、”メス”をイメージするものが怖いなと思ったので駄目でした。そして、イントラレーシックでも何か事故が起きないという保障はありません。

何かあった時に眼の状態を観察し、適切な処置ができるのは「眼科医」だけです。現在レーシックを行っている医師の中には「眼科専門医」でない人もいます。これは違反でもなんでもなくて、そういう決まりがないのです。そういうクリニックでレーシックを受けた後に、炎症を起こすと「かかりつけの目医者さんに行ってください」と言われるのがオチか、もしくは不適切な処置をされてさらに悪くなるということもあるかも知れません。今回の銀座眼科の例はまさにいい「悪例」です。

自分の体のこと、少しでもおかしいなと思ったり、不安があったら解消してからにして後悔のないようにしたいです。

2009年2月6日金曜日

デジタルネイティブ時代のICT教育第3回、第4回

マイコミジャーナルのICT教育連載1月、2月に掲載した分です。


コラム目次:デジタルネイティブ時代のICT教育

第3回"学校だけ"の情報モラル授業は非現実的 - NPOとマイクロソフトの協力例

第4回学校"おもて"サイトで情報リテラシーを培う - J-KIDS大賞受賞校に学ぶ

2009年2月1日日曜日

お受験する子もしない子も~学校選びの3つのポイント

親御さんにとって小中学生の学校選びは悩みの種ですね。受験だけではなく、いまや公立の学校さえ選択の時代なのだそうです。NHK教育で放送されている土よう親じかん「どう考える?中学受験」という番組を見ていたら、公立も含めた学校選びのポイントとして次の3点を上げていました

○校長先生にリーダーシップがあるか
○クラブ活動が活発か
○情報開示に積極的か


思わずなるほどねと思ったのでした。
例えばクラブ活動というのは、勉強ができない子が活躍できる場が他にあるか、自分で足を運んで見ることが大切とのこと。

学校を取材していてよく思うのですが、校長にリーダーシップがあるかと情報開示に積極的かは”対”ですね。校長先生が前向きで舵取りができる人だと自然にホームページなどでの情報開示が進んでいることが多い気がします。